今回はソープ仕上げの素晴らしさをご紹介するため、ある実験をしてみました。
ノンフィクションです。
(途中トラブルがありました)
用意するもの 歯ブラシ / 無添加石鹸 / 綺麗な雑巾 / 水or湯 / 洗顔ネット / 紙やすり#400番手 / スポンジ
「子供が小さいから汚れにくい仕上げにしたい」
「油だらけの手で触られたらショック」
ということですが、ソープ仕上げのお手入れに慣れてくると、ソープ仕上げにしてよかったとなると思うんです。
言うのは簡単、でも実際不安だと思います。
と言うことで、コレ・・・
サラダ油を指につけて
やってしまいました!!!
お母さんたちが怖がっているこれです!油汚れ。
では、本当に取れるのか。ソープ仕上げを実践していきます。
洗顔用の泡だてネットは優秀ですぐに泡立ちます。その泡を木部に乗せていきます。
水をつけすぎないよう、泡だけ乗せることだけ注意してください。
ペーパーコードが濡れるのが不安な方はタオルなどを敷いてください。
で、泡を綺麗な雑巾で拭き取ります。
あとは乾くのを待つだけ。
・・・
・・・
・・・
!!!!!!!!!!?
指の跡が残っていました。
少し焦りました。
(サラダ油直はやりすぎたか?と)
でももう一度。いつも通り、汚れが濃い時は少し強く、泡を練り込むように。
そして同様の手順を繰り返します。
すると、無事なくなりました。
(ホッとしました。)
では、残りの手順。
水分を含んだ木部は毛羽立ちます。それを紙やすりでならしていきます。
そこで出て、木目の隙間に入った木屑を歯ブラシで払います。
最後、また雑巾で拭いてもいいと思います。
ソープ仕上げは多少の汚れなら取れてしまいます。
傷等もヤスリで削れたりします。
もちろん、傷や汚れは味と思うのが一番だと思いますが、こうやってお手入れを続けていくと、石鹸の油分で塗膜ができていき、
汚れにくくもなっていくんです。
そして、経年変化でどんどん味が出ていきます。
ソープ仕上げは「自分でお手入れしながら育てていく」というのを最も感じることのできる仕上げです。また、お手入れをして、家具に愛着が湧いてきます。
毎日触れる中で木の質感を感じることができるし、とてもおすすめです!
是非、大切な一脚をソープ仕上げで手に入れ、0から育てて自分の味を出していくのはいかがでしょう。
Tanbata.