新作のF14ダイニングテーブルが完成しました。
昔からの北欧デザインを汲み、シェーカー家具の端正なディティールを取り入れました。
脚の付け根は四角で幕板との接合部をしっかりと、そこから円柱に変わっていく部分が本当に美しいんです。まさに職人技。
真鍮で横方向のブレを補強する補助を。もちろん、デザインとしても+αになるように。
部品も一つひとつこだわっています。
このテーブルに限らず、F-No.シリーズ(F○○というナンバーがついたもの)は全ての工程を人の手によって行います。
今回のF14テーブルの工程を少しご紹介。
脚は回転する旋盤に刃物を当て、少しずつ削っていきます。
削った後は、やすりがけで仕上げ。
この真四角の脚から
円柱でテーパーのかかった脚にしていきます。
途中で何度もサイズを測りながらmm単位の調整を何度も重ねます。
天板には鉋(かんな)も使用。刃の出具合を目視でこれまたmm単位で調整。
これは長年の経験で「感覚」で削っています。
手で触ったり、目で見たり、大変手がかかっています。
こうした工程をいくつも繰り返して、ようやく美しいテーブルが完成します。FILT.のF-No.シリーズの家具は細かいディティールにこだわり、大きなメーカーでは作り得ない美しい家具を作るよう心がけています。
どこを見ても美しいテーブルです。
また、脚が普通のテーブルよりも細いですが、耐久性もUPしています。
一流のデザイナーズ家具を合わせても遜色がない、いや、合わせることによってより完成されたインテリアを作ることができます。
無垢の木、真鍮ともに美しく経年変化をしていきます。
年月が経ち、より熟成されるテーブル。
是非、こだわった方に選んでいただければと思います。
Tanbata.